納品事例FIAM Italia
“CAADRE” ミラー

FIAM Italia(フィアム・イタリア) CAADRE(カードレ) ミラー
FIAM Italia(フィアム・イタリア)の
CAADRE(カードレ) ミラー。
ガラス同士の接合部や面に負荷がかからないよう、
入念な確認を重ねながら慎重に納品しました。

地域:東京都

物件:マンション

製品:FIAM Italia(フィアム・イタリア)
CAADRE(カードレ) ミラー
デザイナー: Philippe Starck(フィリップ・スタルク)

作業員:4名
作業時間:約1時間半

【納品事例】イタリアガラス工芸の極致。Fiam Italia「CAADRE」ミラー運搬・立て掛け設置の現場から
イタリアを代表するガラス家具ブランド「Fiam Italia(フィアム・イタリア)」。その代名詞とも言える大型ミラー「CAADRE(カードレ)」をお届けしました。
巨匠フィリップ・スタルクがデザインしたこのミラーは、中央の大型平面ミラーの周囲を、滑らかに湾曲した4枚のカーブガラスが囲み、背面の金属フレームで一体化された構造を持つ芸術品です。すべてがガラスで構成された超重量級プロダクトの施工は、現場に到着する前からスタッフ一同、身体中に独特の緊張感が走るミッションとなります。

構造を熟知しているからこそ通せる、ミリ単位の運搬経路
トラックからミラーが梱包されている木箱を下ろし、開梱します。本来ならば木箱に入れたまま設置場所のできる限り近くまで移動したいところですが、木箱が相当な大型サイズのためマンションのエントランス、エレベーターとも入れません。木箱の中のミラーを慎重に出して、まずはミラーの裏側の床面に近い位置に金属製の脚部部品を取り付けます。これを取り付けることで壁に立て掛けて安定させることが可能になります。

お部屋へ運び入れるまでのアプローチ。CAADREは背面の金属フレームにガラスが接着・固定された構造のため、無理なねじれや一部へ偏った圧力がかかると、ガラス同士の接合部や面に負荷がかかってしまいます。そのため、持ち手の位置や手袋のグリップ感まで事前に入念に確認。角を曲がる一歩一歩、スタッフ同士で「あと5センチ右」「上部クリア」と細かく声を掛け合い、廊下やドア枠とのクリアランス(隙間)をミリ単位で見極めながら慎重にお部屋へ運び入れました。

今回お部屋へ設置した姿がこちらの写真です。本来は壁面固定が必須の製品ですが 、今回はお客様のご都合で壁面への穴あけ固定は行わず、壁面への立て掛けにてセッティングを行いました。 そこで重要になるのが「床面への確実な接地」と「設置角度(傾き)の絶妙な調整」です。床や壁のわずかな傾きによって本体がぐらついたり、ガラス面に余計な負担がかかったりしないよう、足元の接地ポイントを細かく調整。ミラー全体の重心が最も安定し、かつ空間に立ったときに映り込みが最も美しく見える完璧な傾きを見極めてセッティングいたしました。

設置を終えて表面の指紋をきれいに拭き上げた瞬間、フレームの曲面ガラスが周囲の光を優しく抱き込み、壁一面に圧巻の奥行きとラグジュアリーな空間が立ち現れました。

最後に
イタリアの工房で熟練の職人たちがフレームにガラスを組み上げて作り上げた本物のプロダクトだからこそ、輸送からお部屋での設置まで、構造と特性を熟知したプロの手で完璧にお引き渡しするのが僕たちのこだわりです。壁面に美しく収まったCAADREを見て、お客様がパッと笑顔になられた瞬間、現場の緊張が一気に達成感へと変わりました。

[配送・施工データ]
ブランド:Fiam Italia(フィアム・イタリア)
モデル名:CAADRE(カードレ)ミラー
デザイナー:Philippe Starck(フィリップ・スタルク)
構造仕様:中央平面ミラー+上下左右曲面ガラス(背面金属フレーム接着構造)
作業内容:自社特殊搬入、壁面立て掛け設置、床面レベル・傾斜角度微調整
(納品 : 2026年7月)

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