
東京デザインセンター6F、
私たちのプレゼンテーション・プレイスに
展示していた時の画像です。

まずは慎重に木箱の中に寝かせます。

木枠の中でわずかな遊びも生じないよう固定。

保管も移動も大変ですが、
ガラスの芸術品を守るのには不可欠です。
地域:― (お客様の意向により弊社倉庫で現品を引き渡し)
物件:― (お客様の意向により弊社倉庫で現品を引き渡し)
製品:FIAM Italia(フィアム・イタリア)
CAADRE with lights(カドレ ライト付き) ミラー
デザイナー:
Philippe Starck(フィリップ・スタルク)
作業員:4名
作業時間:約1時間
FIAM Italia CAADRE with lights 現品を販売
巨匠フィリップ・スタルクによってデザインされたこの鏡は、厚みのあるガラスを高温で湾曲させるというFIAM Italiaにしか成し得ない高度な技術の結晶です。今回は、現在では既に廃盤となっており、その希少な「ライト付きモデル」の、私たちのプレゼンテーション・プレイスに展示していた現品を販売しました。今回はお客様の意向により弊社の納品設置作業ではなく、梱包状態で弊社倉庫での現品引き渡しという形を取ることに決定。倉庫への移動、また、倉庫からの移動に備えての梱包の様子をご案内します。
ガラスの芸術品を守る、厳重な「木枠梱包」
繊細なガラス、しかもライトを内蔵した大型ミラーの搬送には、通常の家具以上の緊張感が伴います。 この商品は、メーカーから出荷される際に強固な「木枠(クレート)」梱包が施されています。木枠だけでも50~60kgの重量があり、かつ相当な大きさがあるため、保管も移動も大変ですが、木枠なしでは少しの移動も難しい商品です。
側面のウィング部分は非常に壊れやすい箇所なので、慎重に木箱の中に寝かせて、ミラー本体を厚手のクッション材と緩衝材で何重にも包み込み、木枠の中でわずかな遊びも生じないよう固定します。これは、長年海外からの輸入業務を通じて、あらゆる輸送トラブルを経験し、克服してきた私たちだからこそ辿り着いた「絶対の安心」のための欠かせない作業です。
空間を拡張する、歪みのない輝き
CAADREの魅力は、そのフレーム部分にあります。 4枚の湾曲したガラスが中央のミラーを囲むデザインは、光を複雑に反射させ、空間をドラマチックに演出します。 特にこのライト内蔵モデルは、自ら発光することで鏡の中に奥行きを生み出し、お部屋を一層広く、そして華やかに見せてくれます。スタルクが目指した「鏡の中に吸い込まれるような感覚」は、実物を見て初めて体感できる贅沢です。
「右から左」へ運ぶだけではない、私たちの役割
高額な現品商品やデリケートなガラス製品の取り扱いにおいて、多くの業者はそのリスクから玄関先での受け渡しに留めてしまいがちです。しかし、私たちは更に「その先」まで手掛けます。今回は「倉庫渡し」ですが、通常はお部屋の中まで運んで壁面固定まで行う事も出来ます。 輸送経路の細部まで詳細に確認しながら自社でコントロールしているからこそ、このような難易度の高い搬送・設置も、自信を持ってお引き受けすることができるのです。
最後に
「CAADRE(カドレ)」という名は、フランス語で「フレーム(枠)」を意味します。 この美しい鏡が、新しいオーナー様の日々の暮らしを映し出す「枠」となり、空間に新たな光をもたらすことを願っております。
(納品 : 2025年5月)