GETAMA GE258 デイベッド

GETAMA GE258 デイベッド

地域: 東京都
物件: 戸建て
製品: GETAMA(ゲタマ)
GE258 デイベッド

2020年の秋から、施主様と2023年竣工のご新居に納める家具、照明のご相談をしておりました。
既にアメリカの照明Luke Lamp(ルークランプ)、デンマークFritz Hansen(フリッツハンセン)のポール・ケアホルムPK9、Carl Hansen & Søn(カールハンセン)のCH24 Wishbone Chair、そしてHerman Miller(ハーマンミラー)のイームズデザインによるサイドチェアも既にお納め致しましたが、今日は最後のGETAMA(ゲタマ) GE258 Daybedのお届けとなりました。最後になった理由は、GETAMAの標準張り地ではない同じデンマークの張り地メーカーKvadrat(クヴァドラ)からプレミアムラインとして発売されているKvadrat/Raf Simons(クヴァドラ / ラフ・シモンズ)を購入し川崎市のキルト工芸さんで特別に張替えを致した為です。

今回のデイベッドの納品場所は、半地下に位置するご主人のアメニティールームでした。その為、弊社倉庫で一旦解体しベッドフレーム、バック、サイドパネル、マットレスと4つのコンポーネンツに分割し搬入・組立・設置の作業を致しました。従って、多少限られたスペースでも搬入にはまったく問題なく、搬入から組立完了までは40分程度でした。

画像①: デイベッドの中心に位置するマットレスの台座で、ベッドフレームに取り付ける作業を行っている様子です。フレームの材質は無垢材で極めて堅牢な仕組みでした。台座にはS字スプリングを使いベッドとして十分な弾性値を確保しております。

画像②: ベッドフレームにマットレスの台座と両脇フレーム、そして上下可動のバッククッションが取り付けられた状態です。左手の壁面に立て掛けている白のロールはベッドとして使用する際に、背中のクッション内に格納されている状態から巻き戻してシーツとして利用致します。GETAMAのロゴが織り込まれた素敵なシーツです。

画像③: 今回のGE258 デイベッドのフレーム素材は硬いオーク材で、仕上げはラッカー塗装でした。フレームにはこちらのシールが貼られております。

画像④: 今回特注で張り直したラフ・シモンズがデザインしたKvadrat(クヴァドラ)のAtom Colour number 0574 の張り地です。ラフ・シモンズはベルギー出身で、主にフランスで活躍した人気のファッション、インテリアデザイナの一人です。GETAMAのデイベッドはクヴァドラのHallingdal(ハリンダル) 65の様な無地の張り地をお使いになるケースが多く見られますが、この様にテクスチャーの異なる特徴のある素材もお勧めです。

画像⑤が、その完成図です。
設置作業は、販売した当社社員1名と配送業者2名、計3名で開梱、移動搬入、組立、廃材撤去、清掃まで含めたすべての作業を約40分程度で行いました。当社の納品作業の基本は、当社社員が商品を熟知しておりますので、自ら軍手をし道具を使い手作業で行います。配送業者はものを移動、動かすことが主な役割になります。

(納品 : 2024年3月6日)